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【大河内山荘】《財団法人》075-872-2233

大河内山荘の紅葉 2010年11月

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 大正時代から戦前、戦後にかけて一世(いっせい)風靡(ふうび)した時代劇の俳優大河内(おおこうち)伝次郎(でんじろう)が昭和7年以来、30余年の歳月を費やして造りあげた山荘。小倉山の山裾(やますそ)の起伏を利用した6千坪(2万u)に及ぶ広大な回遊式庭園。伝次郎の作品としては、映画よりもむしろこの山荘の方が優れているともいわれている。

大河内(おおこうち)伝次郎(でんじろう) 明治31年(1898)、福岡県岩屋村(現在の豊前市)大河内に誕生した。芸名の大河内は生まれ故郷の大河内村から。高等科卒業後大阪に住む2兄、弘の元に行き、大阪商業学校に入学。卒業後「明治屋」に就職。新国劇の沢田正二郎にあこがれ、大正13年、堺市の民衆劇学校に入る。関西巡業のとき、沢田の指導を受け、其の縁で芸能界へ。大正15年(1926)、「日活」に入社し、芸名を「大河内傳次郎」と自分で名乗り、無声全盛時代の波に乗りスターへの道を歩み始めた。昭和22年「新東宝」に、また昭和24年(1949)「大映」に移籍、なんといっても名優の名を知らしめたのは「丹下左膳」。

山荘入口 大乗閣 露地1
露地2 山荘から大悲閣を臨む 月見台

敷石(しきいし) 山道の敷石は変化に富み、その変化は、その次ぎに見えてくる景色を一変さす。

大乗閣(だいじょうかく) 数寄屋造(すきやづくり)書院造(しょいんづくり)寝殿造(しんでんづくり)。そして民家。日本の全住宅様式を網羅(もうら)した建物。屋根は様式にあわして、檜皮葺(ひわだぶき)桟瓦葺(さんかわらぶき)柿葺(こけらぶき)(ひさし)茅葺(かやぶき)。庭園は借景(しゃっけい)庭園(ていえん)。西に嵐山、東には東山三十六峰。月見と避暑(ひしょ)のための山荘、そして山荘とはこのように造る。1962年(昭和37)、64歳、大河内伝次郎はこの大乗閣で逝去(せいきょ)

持仏堂(じぶつどう) 山荘の始まりはこの持仏堂から。撮影の合間に、ここで念仏し、瞑想して、静寂を得る。西をのぞみ、浄土を想う空間であったという。信仰あつい傳次郎はここでの座禅を欠かさなかったという。かれは関東大震災を経験しており、その際亡くなられた幾多の友人知人を思い瞑想したと思われる。

■茶室・滴水庵(てきすいあん) 入口にはキリシタン(とう)(ろう)。一枚岩の踏み石。床下は風が通る工夫。茶室の周りの紅葉は、他のカエデと種類が違って葉が大きく黄色一色、その周囲を赤い紅葉が取り巻く。(こけ)・松の緑に黄、赤の紅葉は絶景。

◇嵐山と保津川 持仏堂をさらに登ると山荘の背後。嵐山がせまり、眼下には保津川。嵐山東寄りの山の中腹には、角倉了以(かどくらりょうい)が創建した千光寺(せんこうじ)(大悲閣(だいひかく))。紅葉の季節にはおすすめのポイント。

■月見台 東山から上る月を見るための展望台。

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