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【社寺建築・奥谷組】075-313-6533 公式サイト

 明治20年、奥谷勘兵衛(初代)が三重県上野市にて宮大工として創業したことに始まる。奥谷熊之輔(二代)が居を京都市下京区二人司町に移し、明治44年、東福寺仏殿・平安神宮など数々の工事を手がける。昭和34年、金森幸太郎(四代)が株式会社奥谷組を開設。平成4年、千田日出雄が五代目社長に就任する。

 社寺建築の生命ともいえる、木材の確保・備蓄・乾燥はもとより、製材から加工・取り付まで、木工事のすべてを自社直営の工匠によって行う一貫システムを確立。これが、奥谷組の最大の特徴と考えているという。社寺に関する、新築・改築・修復などの専門企業として、全国の仏教界・神社界から信頼されている。

資料館 奥谷組が一昨年、創業110年を迎え、府から「京の老舗(しにせ)」表彰を受けたことを機に計画。忘れ去られつつある先人の知恵の詰まった日本の伝統工法を残し、それとともに宮大工の心意気を後世に伝えていこうと、昨年5月にオープンさせた。

 宮大工の「隠し技」といえる継ぎ手や仕口。台形や三角形、長方形を組み合わせ、さまざまな形で部材が抜けない工夫をしていることが、木造模型で一目りょう然。クギなど金具が使えなかった時代、宮大工の試行錯誤したあとがうかがえ、社寺建築が何百年も風雪や地震に耐えてきた理由がわかるという。また、社寺の屋根の複雑な構造も模型にして展示。普段見ることができない、屋根の裏側をのぞき見ることができる。いずれも同社が社寺建築を修理、調査したときに、残した図面から製作した。恵美須神社や東寺などのともえ瓦の複製、棟上げのときの儀式祭具、祝銭も。ノミやカンナのセットもあり、古びているが大事に扱われた道具が、建築にかける宮大工の情熱を物語るかのようだ。

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